2012年1月のアーカイブ

2012.01.20  格付け会社って、何もの?

格付け会社って、何もの?

ヨーロッパ金融危機に新たな打撃が加えられました。
米国の大手格付け会社スターダンド・アンド・プアーズが、
ユーロ圏の9つの国の国債を一斉に格下げしたのです。
ドイツと並んで最も信用度の高かったフランスの国債も
一段階格付けされてしまいました。
泣きっ面に蜂。苦慮している欧州各国にとって、
随分と迷惑な発表ではなかったでしょうか。

ぼくの意地悪な推理
① 自分よりも強く魅力的な存在を許したくないアメリカは、
EUの存在そのもの、その発展がうれしくない。
② 長い歴史、多様な文化、豊かな観光資源のEUが妬ましい。
③ 苦悩しているいま、EUの力を削ぎ米国優位に導きたい。
④ 米国金融機関はそのスキに国債売買で儲けよう。
というわけでEUの弱みにつけ込んで格下げを発表した。
EUは、「根拠」を示せと抗議しているようです。

そもそも格付け会社とは何ものなのでしょう?
株式会社は利益優先、株主に配当を配ることに熱心です。
ではスターダンド・アンド・プアーズやムーディーズという
米国格付け会社の株主はどういう人なのでしょう。
個人よりも、金融業、大企業、あるいは政府系機関などが
主な株主なのではないかと、ふと疑いたくなります。
なので、儲けるチャンスをこしらえて商売する。
「格付け会社」を「格付けする機関」はないのでしょうか。

そうか、これも、アメリカ得意の戦略?
ヴェトナム戦争も、アフガン戦争もイラク戦争も、
アメリカは一流の理由をつけて戦争を起こしました。
多くの米国青年が犠牲に。そして米国権益を拡大。
なんと申しましょうか、そういうことなのでしょうか。
弱者を叩くなんて悲しくなる仕打ちです。
(2012.01.20.A)

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2012.01.05  お年玉って、こいういうことだったんだ!

お年玉って、こういうことだったんだ!

お年玉、どういうものかご存知でしたか?
ぼくは81歳になろうというのに、知らなかった。
今村久二先生からの年賀状で、開眼。
お年玉の意味と由来、実はこういうことでした。

    ☆
 “お正月さまござった。ゆらゆらござった。
  ゆずり葉にのって ゆらゆらござった。”
お正月が来たのを喜ぶわらべうたである。・・・

お正月とは新年にそれぞれの家に来訪する年神である。
・ ・・・
今は子供へのお小遣いを示すお年玉も、
往時は年神様がみなに等しく分け与えてくれる
「歳魂」(としだま)にちなむ正月の贈り物だったという。

時代の方向感覚が失われたような新年である。
だが私たちにとって今、お正月の喜びを歌う
子供らこそが未来そのものだ。
・・・・
それぞれに分け与えられる新しい歳魂(としだま)を
しっかり受け取り、子供たちに引き渡し
未来への時の流れをよみがえらせる。
そんなお正月になったらいい。」(毎日新聞コラム)

今村先生は、分厚い元日の新聞からこのコラムを
見つけ、年賀状に引用してくださったのです。
先生は数年前まで品川区立品川小学校校長で、
東京都小学校国語研究会の会長も勤められました。

お年玉は「歳」の「魂」だったというのです。
日本は深いなあ、と賀状を読み直しました。
そして、もっと日本を正しく知ろうと思います。
歴史、伝承されてきた文化、それらの意味を
しっかり肉体化していかないと、
グローバル社会の中で根無し草になりかねません。
(2012.01.05 A.no-29)

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