2012年5月のアーカイブ

2012.05.30  NHKはアメリカが、大好き。

 ぼくの起床は6時。すぐ、NHKラジオのスイッチを入れます。
ニュースと気象情報、全国からのラジオファンからの便り。
これが結構おもしろく、ヨガの基本と「真向法」をやりながら、笑ってしまったり(アナウンサーも)、驚いたり、感心したり。日本各地の庶民の、老若男女からの地域の暮らしが耳に届く。とてもヘンな政治経済の日本なのに、庶民は気分健康。いとおしい気持になります。

 この「ラジオ、朝いちばん」の番組のあいだに、歌が一曲紹介されます。それがね、ほとんどアメリカの歌なんです。月曜日から金曜日まで聞えてくるのは、100%近く(多分95%以上)がアメリカのソング。ごくごく稀に、ビートルズやカーペンターズなどイギリス曲。

 どうしてなんだろう? と、数年来ふしぎのまま、今日またアメリカの、つまらない曲が聞えてきました。英語の歌詞だから歌の意味はわからないし。
 世界は広いのに、何百という国があるのに、どうして世界各地の民族の歌も紹介してくれないのだろう。まさか、「日米安全保障条約」のなかに、アメリカ曲にせよなんて条項があるとは思えない、のですが。ならば、なぜ?

 アジアやアフリカ、ヨーロッパ、中南米、アラブ諸国、中央アジア、などなどで、いまどんな歌がうたわれているのか聞いてみたい。週ごとに世界各地域の歌を紹介して地球をめぐっていく、なんてことをしてくれたら、公共放送局らしさも出てよいのになあ。
 などと老人のぼくは、つい余計なことを考えてしまうのです。ああ、世の中って、むずかしいなあ。ねえ、渥美清さん。

 6:30からはラジオ体操です。妻と、続けています。(2012.05.29 A-34)

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2012.05.26  ぼくの木と、小満(しょうまん)。

  
 マンション暮らしは、わずかな土(地べた)もありません。小さな楽しみはベランダです。鉢植えのブルーベリーは花が終わり緑の実が見えます。可憐です。イングリッシュ・ラベンダーの蕾がふくらんでいる。そんな小さな場所にも、「小満」の季節がやってきました。
 どうして、季節は間違うことなくやってくるのだろう。いつも不思議に思って眺めます。

 庭はないけれど、「ぼくの木」と呼んでいる木が、二本あります。一本は若もののケヤキ。もう一本は、いじめに遭っているような坂の上のプラタナス。二本(二人?)はぼくの友だちなのです。通るときは握手の代わりに、手のひらで幹を軽く叩いて「お早う、元気かい?」などと声かけます。ひたひた、と幹は冷たい感触の返事を、でも嬉しそうにします。

 ほんの三つ前の節気「清明」のころは一枚の葉もなく、二本とも小枝はばっさり切り落され丸裸で寒そうでした。しかし、ケヤキはいま別人のよう。みずみずしい緑を着て満足げに見えます。いや、確かに葉のそよぎやたたずまいに喜びと自信が感じられます。友だちになってから、それが分かるようになりました。(プラタナス君は、ちょっといじけていますが)

 ところで「小満(しょうまん)」て、おかしな名前ですね。調べてみました。
 小満とは立春から数えて8番目の節気、太陽暦の5月21日ごろから15日間の季節のことです。意味を知ると「なーるほど」と昔の人の偉さに驚きます。
 秋に蒔(ま)いた麦などが成長し穂がつくころで、ほっとひと安心。「少し満足する」ので「小満」。ふうーん、と納得します。
 田畑を耕して生活の糧を得ていた時代、農作物収穫の有無は人の生死にかかわる大問題だったのですね。
 節気(暦)は暮らしにとって不可欠の、重要情報だったことが分かります。

 そして、勝田理事長がよく言うように日本という国は「祈り」と「感謝」で暮らしてきたのだと、節気を考えると気づきます。 
◎“ともいき暦”を覗いてみませんか。日本の良さがわかります。そして、五感で自然のうつろいを味わいましょう。
www.tomoiki-tv/calendar
◎あなたも、「私の木」を探してはいかが? 歩くのが楽しくなると思います。
◎おまけ情報:
①西洋占星術では、小満を双児宮(ふたご座)の始まりとする。②沖縄では、 次の節気と合わせた小満芒種(すーまんぼーすー)という語が梅雨の意味で使われる。とのことでした。

朝倉 勇(NPO PLANT A TREE PLANT LOVE 理事)

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2012.05.04  なぜ急ぐ 花たちよ

なぜ急ぐ 花たちよ

なんて 日の経つのは早いんだろう
もっとゆっくり歩いてくれないか
80歳を過ぎると足が早く動かないんだよ
女のひとも どんどんぼくを追い抜いていく
ぼくは対抗をとっくにあきらめた
お日さまに頼みたいくらいだ
もちょっとテンポをゆるやかに動いてほしいと

4月末 新宿御苑を妻と歩く
花たちも 虫たちも 生き急いでいる
いや 花たちは 待ち望んだ春に歓喜して
自分らしい装いを見せびらかしているんだ

古木だって花の時期には若者に負けていない
どうだ といわんばかりに咲き誇る
それも いいなあ 
自分自身を生きていること 媚びないで
ぼくは古木の幹を ひたひた 叩く
これがぼくの 樹々への挨拶なんだ

ソメイヨシノはすでに葉桜
カンザンや フゲンドウ 室町時代からの八重桜
紅の花びらを絨毯のように敷きつめている
おさな子が小さな指で花びらを拾っている

妻が珍しいものを見つけた
松の幹のウロに紫の小さな花たち おお すみれだよ
狭い凹みに飛んできたタネが 借家にしてるんだ
松はそれを許している いや友として 
共に生きている そうか「ともいき」なんだ
(2012.05.04 A-33)

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