2013年3月のアーカイブ

2013.03.09  一本松、市長印に再生

朝日新聞3月6日の夕刊に、こんな記事が写真入りで出ました。
そっくり引用させていただきます。
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 岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の枝が、
同市長の公印に生まれ変わった。
 全国のはんこ屋さんが加盟する
「全日本印章業会青年部連絡協議会」が手彫りで作り、
中原和弥会長(46)らが6日、戸羽太市長を訪ねて手渡した。

 一本松が枯死したことを知った中原会長が昨秋、
同市に申し出て、切断された枝の一部を預かった。
本来、松は印鑑には軟らかすぎる。
松に樹脂をしみ込ませて補強した。

 印章は約3センチ四方の各印。デザインは、業界誌で
全国のはんこ職人から募集し、31作品のなから選んだ。
キリの箱に朱肉とともに納めた。ふたの裏には
「祈る 震災復興」と記した。

 中原会長は「印鑑は人生の転機に使う大切なもの。
印鑑に向き合った時間だけ、復興への思いが
こめられています」と、戸羽市長に手渡した。
戸羽市長は「一本松に関係する感謝状などを出すときに
使いたい。震災の記憶とともに、しっかりと
後世に残していかないといけない」と答えた。
(菊地敏雄、国吉美香)
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いま、語り伝えるとことがとても大切な仕事です。
あの松の一部は印鑑となり、地震・津波・人間の
物語の証人として生き続けることでしょう。
こういう語り伝えもあるのだと知りました。
そして、あの松は人と人とを繋いでいる、と。

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