2013.08.13  事実を見よう。8月15日。

「8月15日」が来ます。
68年前の8月、日本は2つの原子爆弾を浴び
二十数万人の市民が殺(虐殺)されたたあと、
この日、連合国に対して無条件降伏をしたのです。

8月15日は「終戦の日」と呼ばれています。
しかし、ほんとうは「敗戦の日」です。
日本国政府は、この事実を正しくいわず
「終戦の日」として歴史をぼかし、歪めてきました。
マスコミも同じです。

どうして日本は、そして国民の多くは、この「事実」を
事実として認識しないのか、記憶しないのか。
ぼくは不思議です。大多数の「有識者」も無頓着。

問題解決の眼目はまず「現場を見よ」といわれます。
現場、そこにある事実を正しく見、原因を究明しなければ、
ほんとうの問題解決はないという基本的教訓でしょう。

ぼくの叔父はサイパン島で玉砕し、従兄弟のひとりは
中国で戦死、もう一人は戦病死。働き盛りを失った
伯母たちの苦労はどれほどだったか。
ぼく自身、疎開先の静岡市で米国B29爆撃機による
2度の空襲に逃げ惑い、駿河湾からの艦砲射撃に
身も心も恐怖でふるえました。これが戦争の事実です。

原発の問題も同様です。若い友よ、事実を見よう。
「敗戦の日」として8月15日を記憶しよう。

(2013.08.13 A-44) automatic translations

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2013.03.09  一本松、市長印に再生

朝日新聞3月6日の夕刊に、こんな記事が写真入りで出ました。
そっくり引用させていただきます。
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 岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の枝が、
同市長の公印に生まれ変わった。
 全国のはんこ屋さんが加盟する
「全日本印章業会青年部連絡協議会」が手彫りで作り、
中原和弥会長(46)らが6日、戸羽太市長を訪ねて手渡した。

 一本松が枯死したことを知った中原会長が昨秋、
同市に申し出て、切断された枝の一部を預かった。
本来、松は印鑑には軟らかすぎる。
松に樹脂をしみ込ませて補強した。

 印章は約3センチ四方の各印。デザインは、業界誌で
全国のはんこ職人から募集し、31作品のなから選んだ。
キリの箱に朱肉とともに納めた。ふたの裏には
「祈る 震災復興」と記した。

 中原会長は「印鑑は人生の転機に使う大切なもの。
印鑑に向き合った時間だけ、復興への思いが
こめられています」と、戸羽市長に手渡した。
戸羽市長は「一本松に関係する感謝状などを出すときに
使いたい。震災の記憶とともに、しっかりと
後世に残していかないといけない」と答えた。
(菊地敏雄、国吉美香)
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いま、語り伝えるとことがとても大切な仕事です。
あの松の一部は印鑑となり、地震・津波・人間の
物語の証人として生き続けることでしょう。
こういう語り伝えもあるのだと知りました。
そして、あの松は人と人とを繋いでいる、と。

(2013.03.09 A-43) air distance calculator

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2013.02.08  オリンピックより大切なこと

東京オリンピックより大切なこと 

「2020年のオリンピック大会を東京で」
という動きに、ぼくは反対です。
もっともっと大切なことがあるからです。

「立川断層」が活断層であると判明しました。
タテ・ヨコにゆれる活断層だというのです。
すると、東京直下型地震の被害は
これまでの予想を遥かに超えたものになるでしょう。
この現実への対処がまるでできていません。
川や道路の上を走る高速道路。危険な上に醜悪。
無数の電柱、電線、変圧器。屋外看板。
これらが倒壊、道を塞ぎ、火災発生。
東京市街地は阿鼻叫喚の地獄となるでしょう。

その対策こそ、すぐ着手すべき政治と行政でしょう。
東京オリンピック大会は、その後の事案のはず。
世界から何十万人のお客さまを招ける東京ではない。
あまりにも、無責任な招致計画です。

提案します。 「東京都は2020年の
オリンピック大会招致を辞退します」
というメッセージを堂々と発信すべきです。
川の上、道路の上の危険で醜悪な高速道路は
すべて深い地下に造り直し、電柱、電線の類いも
すべて地下の共同溝に移して危険物を排除する。
ドブになってしまった川を、元の川に戻したい。
臭気なく、ハゼやボラの子が釣れた川を呼び戻そう。
小緑地をあちこちに造り、防火と避難場所に。

など都市設計の基本の実施こそ、いま東京都が
取組むべき急務の政治・行政だと思うのです。
ぼくたちの税金を「スマート東京」建設に、ぜひ。
この政策で雇用も増やし、安全インフラが整える。
東京の高速道路ほど醜悪な都市は
欧米にはないと思う。
文化と知性のない都市の汚名を返上しましょう。

オリンピックはその後が、好機です。
世界の人びとに耐震都市の手本を見ていただき、
スポーツ競技を堪能していただく。
その計画を発表して、今回は辞退する。世界は、
敬意をもって評価し、その後の主催地は
すんなりと、東京に決まるでしょう。
都民の皆さん、都知事、首相、いまこそ、
日本人の「心意気」を世界に示すチャンスです。
(2013.02.08 A-42)




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