2011.03.29  不易流行

 若い皆さんこんにちは。これから【不易流行】の「不易」に連なる思いで書こうと思います。

 日本と日本人が直面している深刻な困難と危機。しかし、焦るなと自分にいいきかせています。いまこそ冷静に。現実を直視しつつ根本を考えたい。【急いては事をし損じる】。昔の人の知恵の言葉です。

 そこで【不易流行】に注目。広辞苑を開く。「【不易流行】松尾芭蕉の俳諧用語。不易は詩的生命の基本的永遠性を有する体。流行は詩における流転の相で、その時々の新風の体。この二体は共に風流の誠からでるものであるから、根本においては一に帰すべきものであるという」。

 すこし難しい。そこでまた広辞苑。「【不易】かわらないこと。不変。【流行】①流れ行くこと。②急に或る現象が世間一般にゆきわたること。特に、衣装・化粧・思想などの様式が一時的に広く行われること。はやり」。

 ぼくはこう解釈します。【不易】は、どんな時代にも変わることのない本質的なこと。変えてはならない基本的なこと。【流行】は、時代ごとの新しい考え、思想、価値観。だから斬新な表現、技術、開発などはここから生まれる、と。

 しかし、ぼくたちはつい新鮮な【流行】に目を奪われがちです。じつは、魅力的な花は【不易】という基本の土壌に咲くのではないか。歴史や古典に学べとの声は、その指摘でしょう。

 困難なときこそ【不易】に思いをはせよう。あの戦争中の大空襲や原爆、焼け野から立ち上がった日本です。志を熱く。そして【不易流行】の両面を認識して前に進みたいと思うのです。(A) expired domains janiecummingsqey77.blogspot.com

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