2012.12.04  トンネル事故と高齢

またまた、うっかり日本、想定外日本、ずさん日本が。
笹子トンネルの天井板崩落で9人が犠牲になりました。
完成から35年。このトンネルはかなりの高齢でした。
なのに、その間、健康診断ほとんどせず、らしい。
老体を「聴打診」もしていない。目で視ただけという。

ぼく自身が高齢なのでよくわかります。
老体を機能させるには、点検、手入れ、調整が欠かせません。
日本にはトンネル、鉄橋、道路など交通関係だけでも
数えきれないインフラ設備があります。
みんな歳を重ねている。インフラ高齢化社会なのです。
それを、ほったらかしにしてきたのは3年以前の政権。
その尻拭いの現政府は、気の毒といえば気の毒。
犠牲9人の方の冥福を、どう祈ればよいのでしょう

多額の税金で造ってきた設備を、手入れしながら
細く長く、大切に使っていく。それが健康・安全な経済。
資源小国「日本」の生きていく道ではないでしょうか。
その上で、独自の工夫をこらす「物づくり」に熱中する。
世界の基準になるような魅力ある製品の開発。
となれば、自ずから先の展望も見えてくるでしょう。

折しも衆議院議員総選挙。目新しく、耳に心地よく、
一見、国を愛するような、広告っぽい考えの人や党を
厳しく見分けることが大切でしょう。
憲法と原発は、国の将来に関わる重要な論点だと思います。

(2012.12.04 A-41)

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2012.11.10  スピーチ、熱狂、大統領

米国オバマ大統領、再選。
共和党との得票差は前回に比べ僅差でした。
選挙戦活動家への感謝のスピーチでは
言葉に詰まり、思わず「涙」の影像が流れました。

その後の勝利宣言は新幹線のようなスピード。
熱い思いの言葉が沸騰して止まらない。
スピーチひと区切りごとに、支持者たちの歓声と拍手。
聴衆を熱狂させ、揺さぶる力が「言葉」にあることを
世界に見せつけました。
指導者にとって、言葉は、理念、思想、政策です。
そして、希望、方向性をさし示す信号です。
それらの言葉を息をもつかせぬ早さで打ち出す姿は
弾丸連射するアメリカ軍隊さながらにも思えました。

感心するのは原稿を一切見ないスピーチの力。
聴衆の顔を見て20分間を語り続け、熱狂させ、
「自分の言葉」で幸福感に酔わせたのです。
これこそ政治家。日本にいるでしょうか?

支持は、黒人93%、ヒスパニック65%、白人37%。
ますます増えるヒスパニック系市民のアメリカは
この先どう変化していくのでしょう。

しかし、米国の日本支配は依然として続くことを
覚悟しなければならないと思います。
(2012.11.10 A-40)

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2012.10.22  イタリア人と日本人、どちがバカ?

という本を、
長く日本で暮らしてきたイタリア人が書いたそうです。
両者ともバカなのだけれど、そのバカさは違う、と。
どう、違うのか?

イタリア人は「嘆く」バカ。
日本人は「思考停止」のバカ。
これ、どう思いますか。

著者は、どちらも「問題解決」しない、というのです。
なるほど、そうか。
日本のバカは「思考停止」のバカとは、鋭い指摘ですね。

とくに、国の上部構造(政・官・財)、それに
ゴシップ記事で荒稼ぎするメディアではないでしょうか。
国を支える幹が思考停止の状態になり、国の将来展望と
基本戦略がないとなると、困ったものです。

一方、市民は目覚め、動きだしていると思います。
自発的だから本物でしょう。助け合う。支え合う。
発言し合う。デモに参加し合う。という具合です。
その市民の声、熱意、笑顔、を感じられない
上部構造は、感性も思考も退化、
つまり機能停止なのかと、思ってしまいます。

市民が、国の姿を描き、創っていく市民社会が
つまり、ほんとうの民主主義が
始まろうとしているのではないでしょうか。
(2012.10.22 A-39)

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